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美容学校の探し方

美容学校を選ぶまでの手順
 
「手順」なんて古めかしい言葉を使ってしまったけど、いま風にいえばフローチャート、流れ、です。要するに、どんなことをやって、最終的にあなたが入学するのにふさわしい美容学校を選ぶか、です。
 手順を簡単に紹介すると

@美容学校の情報を集める

A集めた情報の中から何校かの美容学校を絞り込む

Bいって見て願書を出す美容学校を決める

になります。
 この手順は、美容学校だけに限りません。他の分野の専門学校を選ぶ場合でも同様です。できるだけ多くの情報を集め、その中からあなたが興味をもった何校かの美容学校を選びます。その中からさらに、体験入学やオープンキャンパスに参加する美容学校を絞り込みます。体験入学に参加した学校の中から、最終的に願書を提出する学校を決めます。この手順はどの分野でも変わらないでしょう。

@美容学校の情報を集める
 まず情報を集めることから始めます。できるだけたくさんの美容学校の情報を集めることで、選択肢が広がります。
 美容学校の情報はもちろんですが、同時にあなたが将来を託す美容業界の情報や美容師の資格制度についての情報を集めることも重要です。美容業界、美容師の資格制度を知ることであなたの美容に進む意思を確かなものにします。

◇すべての美容学校の情報が網羅された、社団法人日本理容美容教育センターのホームページ
 美容学校情報をもれなく集める方法は、厚生労働省の外郭団体である、社団法人日本理容美容教育センターのホームページから情報を集めるのが確実な方法です。
 社団法人日本理容美容教育センターは、美容学校で使う教科書を作成したり、通信教育の添削を行っている公共性の高い法人で、全国で270校(理容学校も含む。平成22年4月現在)が加盟しています。加盟していない学校もありますが、その大半は一般の人は就学できない施設です。
 同センターのホームページでは、全国の養成施設として、各都道府県ごとに美容学校が掲載されていています。
 ほとんどの美容学校はホームページをもっているので、同センターのホームページからアクセスして情報を得ることができます。

 美容学校のホームページは、動画を取り入れたスタイリッシュな表現をしたものが大半ですが、中には非常にシンプルなものもあります。
 多くのホームページでは、教育方針やカリキュラム、課外授業の紹介、在校生の実習風景、アクセス、卒業生からのメッセージ、募集要項、体験入学の案内、試験日程の案内まで、詳しく記載されています。
 ホームページを見れば学校案内と同等の情報が得られますし、頻繁に更新されているホームページが多いので、「生」の情報を得ることができます。
また、ホームページ上から直接、学校案内の請求や体験入学の申込みができるホームページもたくさんあります。

*社団法人日本理容美容教育センター http://www.ribikyoiku.or.jp  

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A集めた情報の中から絞り込む
■資料を請求する美容学校を選ぶ
 @で集めた美容学校の情報をチェックして、学校案内、募集要項などの資料請求をする美容学校を絞り込みます。
 @でも書きましたが、多くの美容学校はホームページに力を入れるようになって、オシャレなホームページが大半ですが、中にはほとんど更新されることもなく、所在地と募集する課程と定員程度しか記載していない、さびしいホームページもありますし、ホームページのない学校もあります。
 社団法人日本理容美容教育センターのホームページには、すべての美容学校の住所、電話番号が記載されていますので、ホームページのない学校には電話またははがきで学校案内を請求する必要があります。

 美容学校を選ぶには、まず通学距離を最初に考えなければなりません。下宿を前提にしている人は別ですが、自宅通学が前提なら通学可能な場所にある美容学校を探します。その中から、いってみたい美容学校、興味をもった美容学校を選び、学校案内などの資料を請求します。都会なら5、6校の美容学校の資料を取り寄せることもできますが、地方では美容学校は増えたとはいえ、限られてしまうかもしれません。
 また、あなたが下宿を前提としているのでしたら、大都市にはたくさんの美容学校が存在しますので、その中から選択することになります。学校案内をすべて取り揃えてもかまいませんが、みるだけでもたいへんです。美容学校のホームページや進学雑誌などで情報を調べて、5校から10校程度に絞り込んでから資料請求するのがいいでしょう。

 大半の美容学校は無料で配布しているはずです。さすがは美容学校、オシャレでデザインを凝らした学校案内を送ってくると思います。見た目も美しく、学校の教育理念や特長を説明した記事が掲載されています。
 学校案内では、教育内容、カリキュラム、講師の紹介、実習風景、課外授業の風景、ロケーション、校内設備、在校生や卒業生のコメントなどが紹介されています。教育内容や選択必修の科目、国家試験に対する受験対策などは要チェックです。
 これ以外にも学費や推薦選抜の基準、試験日程などについては、同送される募集要項をみてチェックしておきましょう。
 入学を検討したい美容学校を絞り込んだら、カリキュラム、選択必修科目などを一覧表にして書いてみると、学校による違いがわかります。また学費についても、入学金、授業料、施設費、実習費、実習教材費、その他の費用、各種積立金などに分けて金額を書き込むと、二年間で納める費用の全額を比較できます。
 それらの資料をもとに検討して、体験入学に参加する美容学校を選びます。本命1校、参考までに2校、合わせて3校程度に絞込むといいでしょう。

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B願書を出す美容学校を決める
■体験入学にいく美容学校を選ぶ
 美容学校では、体験入学を実施しています。体験入学に参加して、その美容学校が期待通りの学校だったら入学願書を提出することを検討します。体験入学は、あなたの美容学校選びにとって一番のポイントになると思います。
 逆に学生を獲得したい美容学校では、体験入学でいかに自校をアピールし、参加してくれた生徒にいい印象をもってもらえるか、に知恵を絞って体験入学を企画しています。

 一般的に行われている美容学校での体験入学は、
・学校の説明
・校内施設の案内
・体験実習、技術紹介
・懇談会(相談・質問)
などです。
 学校の説明では、美容学校の特長や教育内容、学費などについて、先生(事務の先生の場合もあります)がわかりやすく説明してくれます。体験入学に参加するまでに学校案内などで情報は入手していると思いますが、学校案内に記載されていない説明もありますので、よく聞いておきましょう。そして、わからないことがあったら、遠慮なく質問しましょう。丁寧に教えてくれるはずです。
 校内施設の案内では、参加人数が多い場合は何班かに分かれて案内してくれます。実習室には、初めて見る人にとってはとても興味深い設備や器材が並んでいます。セット椅子やシャンプー椅子などは実際に座って体験できます。
 そして、メインとなるのが体験実習です。以前は初めての人でもケガをすることなく簡単にできるワインディングが多く行われていましたが、最近では各美容学校の特長を生かした技術が紹介され、いろいろな体験学習が行なわれています。
 カットやネイル、メイク、エクステンション、ヘアカラーなどを体験できる学校もあります。育毛技術で自分の頭皮の状態を観察できる学校もあります。特殊メイクで大変身させてくれる学校もあります。また、技術の披露では、在校生がヘアショー形式で紹介したり、業界で有名な講師がデモンストレーションして最先端のヘアスタイルをかっこよく見せてくれるなど、各美容学校では趣向を凝らした体験入学を実施しています。

 体験実習の前後には、学校の説明会が行なわれ、教育方針や学費の話から入学願書の出し方までいろいろな説明があります。もちろん学校によって説明するテーマは違いますし、学校によっては、在校生と交流する懇談会を行う学校もあります。在校生との懇談会では、美容学校に通う在校生の生の声を聞くことができます。在校生との懇談は、年齢が近いだけに友達感覚でいろいろと質問できますので、遠慮することなく、疑問に思ったことをたずねてみましょう。

 体験入学は、各美容学校とも何回か実施しています。多くの学校では、いくつかのテーマを用意し、生徒が複数回、参加できるように工夫しています。学生募集に熱心な美容学校は、手を変え品を変え体験入学を企画し、そのたびにDMやメールが届きます。でも一つの美容学校に何回も参加するよりは、多くの美容学校の体験入学に参加した方がより多くの情報を得ることができるし、美容学校による違いを比べることができます。3校以上は体験入学に参加するようにしましょう。
 もし日程の都合が悪く、体験入学に参加できないのでしたら、学校見学を申し込みましょう。体験学習はできませんが、先生と1対1になりますので、体験入学よりも詳しい話が聞けますし、施設の案内も独り占めできます。

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美容学校の探す方法
美容学校の情報収集の方法
 美容学校の情報は、社団法人日本理容美容教育センターのホームページから収集することが間違いのない手段で、そのことは前述したとおりですが、それ以外の情報収集の方法について評価を交えて紹介します。評価をするにあたっては美容学校の特性を考えて評価しました。

 美容学校は、定員800人という大規模な学校もありますが、定員40人や80人程度の小規模な学校が多いことが、他分野の専門学校や4大や短大に比べて際立った特徴です。規模が小さい学校は、広告宣伝にあてる費用には限りがあります。
 4大など予算的に余裕のある学校は、進学業者の雑誌や進学サイトへの掲出が多く、それらの媒体を見れば、多くの学校情報が得られますが、美容学校は規模の大きな学校が中心になってしまい、こと美容学校の情報収集に関しては参考程度にしかなりません。
 規模の大きな美容学校が良くないわけではありませんが、小さな学校にも特徴ある教育を行っている美容学校がたくさんあります。

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まず通学圏内の美容学校を探そう
 漠然と美容師になろう、美容学校へ入ろうと決めても、近くにはどんな美容学校があるか、そこから調べる必要があります。
 あなたが北海道に住んでいたら、道内の、できれば通学可能な地域にある美容学校のリストをまず作りましょう。美容学校は全国に約200校を超す学校があるといっても北海道の人がわざわざ沖縄の美容学校にいくというのは、ごく特殊な事情がある場合をのぞいては考えられません。まず通学圏内にある美容学校を検索します。
 近くにある美容学校を調べる方法は、
1 インターネットで調べる
2 進学雑誌を活用する
3 進路指導室で資料を調べる
方法があります。

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1 インターネットで調べる
 前章で紹介した、社団法人日本理容美容教育センターのホームページから検索するのが確実です。http://www.ribikyoiku-or.jpで同センターのトップページを開きます。トップページの「養成施設一覧」をクリックすると、北海道から九州まで全国47都道府県ごとの「養成施設一覧」が表示されます。あなたが調べたい都道府県名をクリックすると、該当する養成施設の一覧が表示されます。情報としては、施設名と住所、電話番号、設置課程、入学資格のほかホームページのある美容学校はアドレスが表示されます。美容学校のアドレスにはリンクされていますので、美容学校のホームページを見ることができます。
 進学業者が運営している進学サイトや専門学校の専門サイトも複数あります。これらのサイトでも美容学校の情報を見ることができますが、すべての美容学校が掲出されているわけではありませんので、いまのところ参考程度の情報価値しかありません。

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2 進学雑誌で調る
 進学雑誌はインターネットが普及する前は、進路を決めるための情報源として受験生から重宝がられていました。専門学校など受け入れる学校側も、雑誌に掲載していましたが、近年はインターネットの普及に反比例して低落傾向にあります。
 美容学校は進学雑誌が分厚かった頃でもすべての学校が掲載していることはありませんでしたし、いまでもよほど資金的に余裕のある大規模な学校以外は掲載している学校は多くはありません。
インターネットの進学サイトと同様、掲載は有料で、予算的に余裕のある大規模な美容学校は複数の雑誌に掲載されていますが、小規模校は限られた雑誌にしか掲載されていません。
 ですから進学雑誌だけで美容学校を絞り込むのは早計です。

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3 進路指導室で美容学校の資料を調べる
 進路指導室はどこの高校にもありますが、入るのに抵抗があるらしく、一度もいったことがないという生徒もいます。でも一度は入ってみる価値はあるのが進路指導室です。
 部屋の中には書棚があって、そこにはたくさんの進学資料が並んでいます。前項で紹介した進学雑誌や、4大や短大、専門学校の資料(学校案内、募集要項)が書棚に整理されています。美容学校は、専門学校のコーナーの一部に並べられています。高校の近くにある美容学校の広報担当者は、頻繁に資料を持参しているはずですので、通学圏内の美容学校の情報を逃すことはありません。
 ただし、ごく一部の進学校では専門学校の学校案内を置いていません。
 進路指導室には、たいていパソコンを設置していますので、パソコンを使って社団法人日本理容美容教育センターのホームページを検索することができます。進路指導室には進路担当の先生がいて、気軽に相談に乗ってくれるはずです。進路指導の先生は、美容学校の広報担当者の訪問を受け、多くの学校の情報を把握していますので、きっと参考になるアドバイスをしてくれます。
 進路指導室には、あなたにとって役に立つ情報が詰まっています。活用しないてはありません。
 以上が高校生にとって普通の情報収集の仕方ですが、これ以外にも次の手段があります。

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4 友人、先輩から
 友人からの情報は、意外と参考になります。美容学校への入学を希望する友人がいれば、お互いに情報を調べ、友人が調べた美容学校情報を教えてもらったり、逆にあなたが調べた情報を教えたりして、情報交換をしながら美容学校の情報を収集していくことは、たいへん有効な手段です。
 体験入学のシーズンになれば、お互いがいった美容学校での情報を交換し合いながら、志望する美容学校を絞り込んでいくのもいい方法です。同じ美容学校の体験入学に参加しても、人によって受け取り方に差があります。自分とは違った印象をもった友人の感想を聞くのも無駄ではありません。
 美容学校へ通っている先輩や、美容学校を卒業して美容の道を歩み始めた大先輩がいれば、先輩が体験した生の情報を得ることができます。先輩達が体験した生の情報には、学校案内や美容学校のホームページにはない貴重な情報があるはずです。クラブの先輩、サークルの先輩、いろいろなツテをたよって、美容にいる先輩を探し出すくらいの努力は惜しまずにしたい。

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5 両親から
 親の仕事関係や、交友関係によっては美容学校に関する情報をもっている親もいるとは思いますが、むしろ例外であって、大半の親は、そんな都合いい知り合いはいないでしょうし、親にしても美容業、美容学校についての知識はもち合わせていないのが普通です。両親からの情報というのは、美容学校の情報というよりは、金銭面での相談という面が強くなります。
 金銭面での相談は、結論ははっきりしています。YESかNOかのいずれかです。NOといわれてもあきらめないでください。奨学金や教育ローン、特待生制度があります。そういった情報は前もって仕入れておきましょう。決して安くはない2年間の授業料です。あなたの両親にその金額を負担できるだけの経済的な余力があればいいのですが、難しい場合こそ集めた情報が役に立ちます。

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6 学校の先生から
 進路指導の先生よりも、身近な存在である担任の先生の方が、相談しやすい人は多いと思います。担任の先生は自分のクラスの生徒の面倒をみることが一つの役目で、三者面談などをとおしてあなたの考えや親の意向などを知っていて、親身になって相談に乗ってくれるはずです。先生がもち合わせていない進路関係の知識については進路担当の先生と相談しながら、あなたの進路についてアドバイスしてくれます。

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7 美容師の先生から
 あなたにはいきつけの美容サロンがありますか? もしあるのでしたら、そのサロンの先生に美容業界のことや、美容学校、美容師の資格制度について聞くのもいいでしょう。すべての先生が的確に答えられるとは限りませんが、少なくとも自分がこれまで経験してきた美容の仕事や修業時代の苦労話などについては話してくれるでしょう。美容師の先生の生の体験談は何よりも貴重で、あなたにとって参考になるはずです。
 ただし、美容師の先生が薦める美容学校は、えてして美容師の先生が出た美容学校か、先生と関係の深い美容学校を薦めることが多い。参考にはなりますが、客観的な判断とはいえませんので、美容サロンの先生以外の情報とすりあわせて判断するようにしましょう。

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